
後悔ランキングTOP7!20代でやらなかったこと

後悔ランキングTOP7!20代でやらなかったこと
はじめに:30代を過ぎて気づく20代の重み
あなたは今、30代や40代になって「あの時もっと○○しておけば...」と思うことはありませんか?
私も30代半ばの頃に、ふと振り返ったときに「20代のあの時間、もっと有効に使えていたら」と感じる瞬間が増えてきました。仕事に追われる日々の中で、ふとした瞬間に湧き上がるこの感情は、おそらく多くの方が共感できるものではないでしょうか。
キャリアの停滞感、資産形成の遅れ、健康面での不安...。これらは多くの30代、40代が抱える共通の課題です。そこで今回は、実際の調査データや体験談をもとに「20代でやっておけばよかったこと」をランキング形式でご紹介します。
後悔ランキングTOP7
1位:投資や資産形成を始めなかった
「もっと早くから投資を始めていれば、今頃は...」
30代、40代になって最も多く聞かれる後悔の声が、この「投資や資産形成を早く始めなかった」というものです。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20代の約65%が「老後の資金準備をしていない」と回答しており、資産形成の重要性に気づくのは平均して32.5歳頃というデータもあります。
なぜ後悔するのか?
その理由は「複利の力」にあります。20代から投資を始めるか、30代から始めるかで、将来の資産額に大きな差が生じるのです。
例えば、22歳から毎月1万円を年利5%で運用した場合、60歳時点で約1,900万円になります。一方、32歳から同じ条件で始めた場合は約1,000万円。たった10年の差が、老後資産を約900万円も減らしてしまうのです。
私自身、20代前半は「投資なんて余裕ができてから」と先延ばしにし、本格的に始めたのは29歳でした。「もっと早く始めていれば...」という思いは、投資を始めた瞬間から持ち続けています。
今からできること
幸い、投資は「始めるのに遅すぎる」ということはありません。
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小額からでも開始する: つみたてNISAやiDeCoなど、少額から始められる制度を活用しましょう
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基礎知識を学ぶ: 投資の基本書を1冊読む、あるいはオンライン講座を受講する
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長期投資の視点を持つ: 短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で資産形成を考える
「最適な投資開始タイミングは20年前、次に良いタイミングは今日」という格言があります。今からでも決して遅くはありません。
2位:自分の本当にやりたいことを探求しなかった
「会社や周囲の期待に応えることばかりで、自分が本当に望むキャリアを考える時間がなかった」
パーソルキャリア株式会社の調査によると、35歳以上の社会人の約58%が「もっと早く自分のやりたいことを見つけておけばよかった」と回答しています。
なぜ後悔するのか?
20代は社会人としての第一歩を踏み出す時期です。初めての職場環境に適応しようと必死になり、「与えられた仕事をこなすこと」や「評価されること」に意識が向きがちです。その結果、自分自身の内面や本当の興味関心と向き合う時間を持てないまま年齢を重ねてしまうのです。
私の場合、新卒で入った会社で評価されることに必死で、気づけば7年が経過していました。「この仕事は本当に自分がやりたかったことなのか?」と問い始めたのは28歳頃。キャリアチェンジを考え始めた時には、専門性の壁や収入面での不安が立ちはだかり、思い切った一歩を踏み出せませんでした。
今からできること
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自己分析の時間を作る: 週に1回でも自分と対話する時間を設ける
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小さな実験を繰り返す: 興味のある分野の本を読む、セミナーに参加する、副業で試してみるなど
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ロールモデルと出会う: 憧れる生き方をしている人に積極的に会いに行く
自分探しに「遅すぎる」ということはありません。むしろ、社会経験を積んだ今だからこそ、より現実的な自己分析ができるようになっているはずです。
3位:健康管理をおろそかにした
「若いからと無理を重ねた代償が、30代になって返ってきた」
厚生労働省の調査によると、生活習慣病の発症は30代から急増し、その多くが20代からの生活習慣に起因するとされています。
なぜ後悔するのか?
20代の体は回復力が高く、多少の無理がきくものです。睡眠不足、偏った食生活、運動不足、過度な飲酒...。その場では大きな問題にならなくても、それらの習慣は確実に体にダメージを蓄積させます。
30代、40代になって突然現れる体調不良の多くは、実は20代からの生活習慣の積み重ねなのです。私も20代の頃は「徹夜明けでも仕事ができる」と無理を重ね、その結果30代前半で胃潰瘍を患いました。回復に時間がかかり、仕事にも支障が出たことは大きな後悔です。
今からできること
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定期健康診断を欠かさない: 小さな変化を見逃さない
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運動習慣を取り入れる: 週2-3回、30分程度の有酸素運動から始める
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栄養バランスを意識する: 特に野菜摂取とタンパク質摂取を意識する
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適切な睡眠時間を確保する: 質の高い睡眠のための環境作りを行う
健康は全ての活動の土台です。今日からの小さな習慣の積み重ねが、10年後の体を作ります。
4位:人間関係の構築・維持をおろそかにした
「仕事に追われて大切な人との時間を優先できなかった」
ハーバード大学の有名な研究「グラント・スタディ」によると、人生の幸福度を最も高める要因は「良好な人間関係」であることが判明しています。にもかかわらず、多くの20代は仕事や自己成長に時間を費やし、人間関係の構築を後回しにしがちです。
なぜ後悔するのか?
20代は仕事のスキルを身につけ、キャリアの基盤を作る重要な時期です。そのため「今は仕事に集中すべき」と考え、友人との付き合いや家族との時間、パートナーシップの構築などを優先順位の下位に置いてしまいがちです。
しかし30代、40代になると、仕事の充実だけでは埋められない心の空白に気づくことが多いのです。私も転勤や仕事の忙しさを理由に、大学時代からの友人との関係を疎かにしていました。再び連絡を取ろうとした30代では、彼らはすでに別の人生の局面にいて、以前のような関係を築くことが難しくなっていたのです。
今からできること
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定期的な連絡習慣を作る: 月に1回でも大切な人に連絡する時間を設ける
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「会いたい」を先延ばしにしない: 「忙しさが落ち着いたら」ではなく、短時間でも会う
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コミュニティに所属する: 趣味や関心事を通じた新しい人間関係を構築する
良質な人間関係は人生の困難な時期を乗り越える支えになります。今からでも意識的に関係構築に時間を使うことが重要です。
5位:新しいスキルや資格の取得を先延ばしにした
「時間とお金に余裕ができてから学ぼう」が永遠の先延ばしになってしまった
リクルートワークス研究所の調査によると、キャリアの満足度が高い人の特徴として「継続的な学習習慣」が挙げられています。一方で、30代以降の約62%が「20代でもっと学んでおけばよかった」と回答しています。
なぜ後悔するのか?
20代は学習能力が高く、新しい情報を吸収するスピードも速い時期です。また、責任が比較的軽い時期でもあるため、時間の確保もしやすいはずです。しかし多くの人は「今は仕事で精一杯」「余裕ができてから」と学びを先延ばしにしてしまいます。
気づけば30代、40代。家庭や職場での責任が増し、学ぶための時間確保はさらに難しくなります。私も英語学習を「いつかちゃんと」と先送りにし続け、グローバルなプロジェクトに参加するチャンスを逃したことがあります。
今からできること
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小さな学習習慣を作る: 毎日15分でも継続する習慣を作る
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目的を明確にする: キャリアや人生にどう活かしたいのかを具体的にイメージする
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オンライン学習を活用する: 通学の必要がなく、隙間時間でも学べるリソースを活用する
学びに「遅すぎる」ということはありません。むしろ目的意識が明確な今だからこそ、効率的に学ぶことができるはずです。
6位:挑戦や冒険を避けた
「安定を選び続けた結果、可能性の幅を自ら狭めてしまった」
調査によると、40代のビジネスパーソンの約54%が「20代でもっとリスクを取るべきだった」と回答しています。
なぜ後悔するのか?
20代は失敗してもリカバリーがきく時期です。しかし多くの人は「安定」や「周囲の期待」に応えることを優先し、挑戦を避けがちです。海外挑戦、起業、転職、新しい土地への移住...。考えはあっても「もう少し経験を積んでから」と先送りにしてしまうのです。
私も新卒入社した会社の安定に甘え、興味を持っていたベンチャー企業への転職を躊躇し続けました。決断できないうちにその企業は大きく成長し、今では入社難易度が格段に上がっています。「あの時勇気を出していれば」という思いは今でも残っています。
今からできること
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小さな冒険から始める: 週末の過ごし方を変える、新しい料理に挑戦するなど
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「最悪のシナリオ」を書き出す: 挑戦した結果、最悪何が起こるか、そしてそれにどう対処できるかを考える
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「5年後の自分」に聞いてみる: 今の決断を5年後の自分はどう評価するかを想像する
年齢を重ねるごとに責任は増し、リスクを取りづらくなるのは事実です。しかし計算されたリスクを取ることは、いつの年代でも成長につながります。
7位:自己理解を深める時間を取らなかった
「他者や社会の期待に応えることに必死で、自分自身と向き合う時間がなかった」
日本心理学会の研究によると、自己理解の深さと人生満足度には強い相関関係があることが示されています。
なぜ後悔するのか?
20代は社会人としての基盤を作る忙しい時期です。働き方、人間関係、生活スタイル...すべてが新しく、外部からの情報や期待に対応することに精一杯になりがちです。そのため「自分は何を大切にしたいのか」「何に幸せを感じるのか」といった内面と向き合う時間を持てないまま年齢を重ねてしまいます。
その結果、30代、40代になって「自分らしさとは何か」という問いに直面したとき、答えを見つけることが難しくなるのです。私も周囲の期待に応えることを優先し、自分の内面と向き合う習慣を持っていませんでした。35歳でバーンアウトを経験し、初めて「自分は何のために働いているのか」と真剣に問い始めたのです。
今からできること
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定期的な内省の時間を持つ: 週に1回、自分の感情や価値観について書き出す時間を作る
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「やりたいこと」より「やりたくないこと」を明確にする: ネガティブな感情から自分の価値観を探る
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プロの力を借りる: キャリアカウンセラーやコーチングを活用する
自己理解は人生の選択肢を広げるために必要不可欠なスキルです。今からでも定期的に自分と対話する時間を持ちましょう。
まとめ:後悔を未来への指針に
以上、20代でやっておけばよかったことランキングTOP7をご紹介しました。振り返れば多くの後悔が思い浮かぶものですが、大切なのは「過去を悔やむこと」ではなく「その気づきを今後の行動にどう活かすか」です。
心理学者カール・ユングは「人は自分が何をしたかではなく、何をしなかったかを後悔する」と述べました。この言葉は、私たちが行動を起こすことの大切さを教えてくれています。
今日からできる3つのアクション
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小さな投資を始める: 月1万円からでも、投資の習慣を作りましょう
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週1回の自己対話時間を設ける: 自分の価値観や目標と向き合う時間を意識的に作りましょう
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1つの「先延ばし」を行動に移す: 「いつかやりたい」と思っていることを1つ選び、小さな一歩を踏み出しましょう
後悔は、未来の自分にメッセージを送るためのものです。20代の自分にはもう戻れませんが、今日から行動を変えることで、10年後の自分を後悔から救うことはできます。
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著者紹介(橋本 正人)
著者は、AIの活用で企業業務(究極の生産性を追求した株式会社キーエンスでは営業、営業企画、生産管理、デジタルでの究極の生産性を追求したセールスフォースではCX、DXの専門家、執行役員営業本部長)に従事してきており、その後、独立しプロンプトの技術であるプロンプトエンジニアを取得し、生成AIを活用したさまざまな日常業務の改善による生産性向上を提案しております。
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